ヨーロッパの永住権
EUには、お金を出せば永住権が買える国があった。
二重国籍もOKらしいので、長期の旅行に行くなら買っても良いかも?
検索すると出てきた国名は、
・マルタ
・キプロス
があった。
●ハンガリー
ハンガリーの情報は、たくさんヒットするので有名なのかも?
ハンガリー(ハンガリー語: Magyarország)は、中央ヨーロッパの共和制国家。
首都はブダペスト。
面積 総計 93,030km2(107位)
人口 総計(2011年) 9,985,722人(80位)
人口密度 108人/km2
この国が作った投資ビザの制度の中に、25万ユーロ相当以上の特別国債を購入すると、永住権をもらえるというものがある。
正確に言うと、最初は6ヶ月分の一時滞在許可証が発行され、その後に永住権に切り替えが可能となっている。
さらに居住実績も不問なので、必ずしも住まなければいけないわけではない。
そしてハンガリーで永住権を持つことによって、隣国であるスロバキアやルーマニア等に自由に行けるだけではなく、オーストリアやフランスやドイツ、スペインやポルトガルといった国にも、無期限で旅行に行ったり、あるいは現地でコンドミニアムやアパートメント等を借りて、住むこともできるようになる。
25万ユーロということは、日本円にすると、およそ3千万円ということだが、これは先進国の永住権として考えれば、圧倒的に安いということになる。
●ブルガリア
ブルガリアは、ヨーグルトでおなじみでしょうか?
ブルガリア共和国(ブルガリアきょうわこく)、通称ブルガリアは、東ヨーロッパの共和制国家である。
首都はソフィア。
面積 総計 110,910km2(102位)
人口 総計(2008年) 7,545,000人(92位)
人口密度 68人/km2
外国人ビジネスマンに対して、ハンガリーは300,000ユーロ以上を、ブルガリアは512、000ユーロを国債購入に投資してくれれば、永住権を与え、健康サービス、教育、ビジネス・アドバイスなどをするというものだ。
でも、ブルガリアが好きな人ならOKでしょう。
●マルタ、キプロス
他にもこんな国がありました。
マルタ共和国(マルタきょうわこく)、通称マルタは、南ヨーロッパの共和制国家。
首都はバレッタ。
面積 総計 316km2(186位)
人口 総計(2008年) 409,000人(173位)
人口密度 1,256人/km2
キプロス共和国(キプロスきょうわこく、ギリシア語: Κυπριακή Δημοκρατία、トルコ語: Kıbrıs Cumhuriyeti)、通称キプロスは、トルコの南の東地中海上に位置するキプロス島の大部分を占める共和制国家で、イギリス連邦加盟国である。
首都はニコシア。
面積 総計 9,250km2(162位)
人口 総計(2008年) 871,000人(154位)
人口密度 84人/km2
・最速でCitizenshipが取れるEUの国 | シンクタンク Hemenadoa
<マルタ共和国>
南ヨーロッパ、地中海にある小さな島国です。
2014年にマルタがCitizenship by Investment(投資による市民権)というプログラムを始めて、13-14ヶ月でマルタのCitizenshipをとることが可能になりました。この13-14ヶ月はマルタに滞在することが義務ではないですが、帰化の意思を示すために2週間の訪問が好ましいらしいです。住民許可証を取るには1年間かかりますが、この間にCitizenshipの手続きも始まって、Citizenshipの取得ができるのは13、14ヶ月後です。(Henley&Partenersという滞在許可とCitizenshipの取得を専門にしている会社にて電話で確認。スイスのオフィスの電話番号:+41442662222)
投資による市民権というプログラムですので、投資する義務と寄付する義務があります。寄付する分は65万ユーロで、投資する分は50万ユーロですが、 これは2つに分かれます:35万ユーロは不動産に投資し、残りの15万ユーロは国債に投資することになっています。65万ユーロの寄付は一人当たりの分で、家族の各メンバーがプラス25万ユーロの寄付になります。(*2)投資した50万ユーロは5年後に回収出来ますが、寄付した分は回収出来ません(Henley&Partners社と電話で確認:+41442662222)
その他の条件は前科がないことと健康であることです。
<キプロス共和国>
中東、地中海にある島国
2008年から徴兵制があります。
マルタの投資による市民権のプログラムと大きくは違いませんが、期間はもっと短く、投資する金額は大きいです。キプロスでは250万ユーロの投資で、半年以内でCitizenshipが取れます。上述のElma Global社によると3-4ヶ月で、Henley&Partners社によると4-6ヶ月かかります。250万ユーロは不動産に投資することになっています。この金額の追加の料金はあと25万ユーロです。これはサイド費用と言って、出願料・弁護士と公証人のコスト・通訳と翻訳のコストが含まれています。投資する250万ユーロのうち3年後に200万ユーロは回収出来ますが50万ユーロ(消費税除外)の不動産を一生所持する義務があります。そうしないとCitizenshipをなくすことになります。
その他のコストは手続きをする会社の手数料です。Henley&Partners社の場合は一人当たりの料金は6万ユーロです。4人の家族は全員で7.5万ユーロです。(Henley&Partners社と電話で確認:+41442662222)
キプロスに滞在する必要がありませんが、少なくとも一度は訪問する必要があります。(*3)キプロスのプログラムは限定がありませんし、二重国籍も可能です。
一つの大事な条件は前科がないことです。
マルタとキプロスは、ちょっと高いですね?
この国に住みたいという理由がなければ、選択肢にはならないかも?
まあ、でもこんな国もあるってことで。
あっちこっち旅行したり引越したいなら、こんな制度も利用すれば良いかな?